ミラーレスカメラの恩恵?なので、取り付けてみました。

機材
カメラ SONY α7RⅢ
レンズ Canon EF85mm F1.2L Ⅱ USM
マウントアダプタ K&F Concept EF-E AF II

CanonユーザがRFレンズへ移行していけば、今後EFレンズの中古価格が下がっていくのでしょうか。
いろいろ試す機会も増えてきそうですが、そこそこの価格は維持されるはずなので真っ当に動かないと手が出せません。
動かなきゃ売っぱらう覚悟でテストしてみました。

まずは、動きます。写ります。もちろん動作保証はありません。
AF動作は早くありませんが、ポートレートでは十分な速度です。撮像面中央ではピントの迷いは少ないですが、水平方向にずれると位相差AF範囲内でもピントに迷うことが多いです。垂直方向は比較的マシに動作します。ただ、AFエリアを端に持っていけばいくほどピントは甘々です。もともとf1.2のレンズはそんなものでしょうか。
f値は1.3〜16の範囲で設定できます。(f1.2は設定できません)数値が正しいかどうかは別として、AEで困るほどの誤差はないようです。元々f値はレンズによる差がありますのでアウトプットが全てですね。
ちょっと困ることは連続(連写ではない)で撮影していると、フリーズします。ほっとくと30秒ほどで回復。一回シャッターが勝手に切れて回復します。発表会や結婚式などのイベント撮影時は要注意です。
αの手振れ補正には対応とのことですが、正しく焦点距離を認識しているかは疑問なので、手動で設定してます。(絶対ブレないシャッタースピードの領域で、ブレた写真が出てくるので、本体手振れ補正との相性か?※腕ではない・・はず)
Lightroom上でレンズ情報を取得できてますが、LRにとって想定外の組み合わせなのか、現像モジュールでは自動で認識しません。手動でプロファイルを選べばOK。

開放時の被写界深度
結論:余裕があればピントはマニュアル、AFで失敗できないなら絞って、ピントエリアは中央のみ。用途、静物撮影向き。

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